魔石を組み込み、圧倒的な乾燥能力と冷却(熱気排出)性能を手に入れたメリア特製の
サーキュレーター。しかし、剥き出しの回転翼は依然として「見た目が怖い」「危険」と
いう課題を抱えていました。
第22話では、まさかの「巻き込み事故未遂」が発生! そこからUXと安全性を極限まで
高め、正式なネーミング、そして異世界での「初受注」へと至る胸胸熱なイノベーション回と
なりました。
巻き込み事故発生!?
興味を持った客が手ぬぐいを近づけ、羽根に巻き込まれるトラブルが発生!
安全ガード(柵)の緊急実装:指や布が入らない木枠の「柵」を取り付け、魔石の光を内側に
収めて圧迫感を軽減。
運命の命名式 :リナによって『ぐる風』と命名される(メリア「安直です」)。
日常への溶け込みと初受注 :常連客が当たり前の風景として受け入れ始め、ついに「作って
ほしい」と初受注を獲得!
朝から月兎亭の裏庭と厨房で絶好調に回る試作機。洗濯物は一瞬で乾き、厨房の熱気も劇的に
改善されます。しかし昼頃、興味本位で近づいた客が手ぬぐいを近づけたことで羽根に巻き
込まれるヒヤリハット事故が発生!
メリアはすぐさま安全対策として指や布が入らない木製の「柵(安全ガード)」を制作。光る
魔石も内側に隠すことで不気味さを減らし、洗練された「箱型プロダクト」へと進化させます。
その夜、リナから『ぐる風』という親しみやすい(?)名前をもらった試作機は、翌日には
すっかり常連客たちの日常に溶け込み、なんと作業場用に買いたいという客から「初受注」を
獲得するのでした。
1.事故から学んだ「安全ガード(柵)」の爆速実装!
剥き出しの羽根に客の手ぬぐいが巻き込まれた瞬間、即座に魔力を遮断して事なきを得た
メリア。
「使い方の問題」と片付けず、「回転するものは見えていると近づけたくなる。だから手も布も
入らない柵が必要」と即座に課題を定義し、その日のうちに木枠の安全ガードを取り付ける
スピード感はさすがエンジニア。
さらに、ガードによって魔石の強烈な青白い光が内側に収まり、「不気味な呪物」から
「インテリアに馴染む家電」へと見た目が激変したのも素晴らしい工夫になりました。
2.リナのネーミングセンス「ぐる風」爆誕試作機の性能と安全性向上
リナが「名前がいるやろ」と提案します。
リナ :「回っとる。ぐるぐる。風が出る。……ぐる風や」
メリア:「安直です」
リナ :「回っとるやろ!風やろ!そのままやろ!」
前回のマヨネーズ(マヨ)の時と同様、脳内の相棒れもんからも「定着見込みあり」と
分析され、無事にプロダクト名が『ぐる風』に決定!
シンプルかつ親しみやすい名前で一気に「怪しい道具」から「愛されるプロダクト」へと
昇華しました。
3.「呪物」と呼ばれた夜から、感謝される「家電」へ
初めは夜の裏庭で不気味に光り、近所の子どもを泣かせていた「謎の回る木」。それが
試行錯誤を重ねた結果、女将さんの家事を助け、厨房の熱気を和らげ、客から「うちの
作業場にも作ってくれ」と頼まれるまでになりました。
初受注を聞いた時、メリアが「照れているのか驚いているのか自分でもよくわからない、
少しだけ柔らかくなった表情」になります。モノづくりの喜びとイノベーションの醍醐味が
詰まった、屈指の名シーンです。
メリアの淡々としつつも熱いクラフト情熱と、リナの愛あるツッコミ&サポート。この
最高のコンビが次にどんな「異世界イノベーション」を起こしてくれるのか、お楽しみに!

