メリアに秘められた「未知の力」がついに暴走!
右目に宿る、制御不能の「風」
はぐれゴブリンに襲われ、死を確信した瞬間でした。メリアの右目の奥で
何かが弾け、視界が赤く染まります。そこから放たれたのは、針のような
鋭い刃から、重い空気の塊まで、不規則に乱れ飛ぶ「風の魔術」でした。
圧倒的な破壊力:制御されていない風の刃は、ゴブリンを物理的に圧倒し、
最後には過剰なまでの損壊を与えて沈黙させました。
「暴走」のリアリティ:華麗な魔法ではなく、密度も軌道もバラバラな
「溢れ出した力」として描かれており、メリア自身が
まだこの力を御せていない恐怖が伝わってきます。
緊迫感を台無しにする(?)最高の「ぐぅ〜」
死闘のあと、右目の熱が引いたメリアを襲ったのは、深い自己嫌悪……では
なく、「底なしの空腹」でした。命懸けの魔力行使で全エネルギーを使い
果たした彼女が放った一言に、思わず脱力してしまうかも?
「……おなか、すいた。おぶって」
さっきまで命のやり取りをしていたとは思えない、この甘えるような一言。
メリアの無垢さと、緊張から解放された安堵感が入り混じった、名シーンに
なったと思います。
赤髪の少年との邂逅
第4話でメリアの身元保証をした「赤髪の少年」も再登場しました。彼は
手際よくゴブリンの討伐証明(左耳)を回収しつつも、動けなくなった
メリアを背負って街へと歩き出します。彼の背中で寝息を立て始める
メリアと、ため息をつきながらも運んでくれる少年の姿。ここから二人の
新しい関係が始まる予感……。
次回公開
4月22日21:00
メリア帰還とリシェルの「素顔」


